タイのSinophobia

タイは中国と地続きなこともあり、日本以上に中国系が社会に浸透し、根付いている。タイの中華料理店に入って麻婆豆腐や空揚げを頼んだら、見事にタイ風にアレンジされたものが出てくることはよくあるほど、混淆している。そんなタイであ...

雌伏したまま?

ミャンマーの有名なKyaiktiyo Pagoda(チャイティヨー・パゴダ)。1日の日テレ系「世界の果てまでイッテQ」でも紹介されていた、今にも落ちそうな金色の岩がある山の寺だ。ここにミャンマー初のケーブルカーを来年に設...

毎日新聞の矜持

バングラデシュでバングラ系アメリカ人ブロガーが殺害された。「Atheist」(無神論)を自称していたため、過激派イスラム教徒からmachete(ナタのような山刀)で襲撃された。 Bangladesh’s Charlie ...

権力者のmouthpiece

メディアが最も醜悪である瞬間、それは誤報をした時でも失敗をした時でもない。権力を監視するという使命を忘れて権力者のmouthpieceになってしまった時であり、権力者のmouthpieceであることを存在理由とする時だ。...

日本人に冷たい日本

タイの国家汚職追放委員会(NACC)は24日、2010年のバンコク騒乱で多数の死傷者が出たことに対し、当時の首相アピシットや副首相ステープの責任を追及することを決めた。 汚職制圧委、反政府デモ制圧でアピシット元首相らを訴...

Baby factoryは終わるのか

オーストラリア人夫婦が代理母に産ませた子供の引き取りを拒否したり、日本人男性による「baby factory」とも呼ばれるこういう事件もあったため、タイ立法議会が外国人による「商業的代理母ビジネス」を禁じる法律を制定した...

彭家声という人物

ミャンマー北東部、中国に接し、中国系住民が多いコーカン地方で、ミャンマー政府軍と少数民族グループの戦闘が起きている。2月17日にはテイン・セイン大統領が民政移管後、初めてとなる戒厳令を発令したこともあり、珍しく日本の新聞...

構想力の差

中国の習金平国家主席の著書「Xi Jinping The Governance Of China」が、中国語、英語、フランス語、ロシア語、アラビア語、スペイン語、ポルトガル語、ドイツ語、日本語に続き、カンボジアの公用語で...

取材すべきもの

以前書いた通り、ミャンマーの学生らが新教育法に反対して行進を行っている。それを取材していたスペインの30歳代のフリー・フォトジャーナリスト2人が国外追放された。 Foreign Journalists Deported ...