ワイヤレス・ヘッドフォンの現状最適解か

街中でも見かけることが増えたワイヤレス・ヘッドフォン。その中でも、両耳部分をつなぐケーブルすらないBluetoothヘッドフォンを「True Wireless」と呼ぶこともある。

AppleのAirPodsが普及に先鞭を付けたと思われるが、しかしなにぶん、Appleのヤツは値段が高すぎるし、耳元からにょろりと伸びるあの「うどん」部分、どうにもこうにも間抜けに見えて、その高すぎる金額を払う気になれない。

現在、私が持っているのは、きしめんケーブルで両耳部分がつながっているものと、完全なヘッドフォンスタイルのもの。「きしめん」はApt-Xにも対応しているが、接続性が時折おかしくなる。つい今朝もそうだった。そしてしばらくしてなぜか自然に直る。ヘッドフォンは冬は耳当て代わりに防寒としてもいいが、暖かくなってくるとうざったい。

そろそろ「True」を、と思ってAmazonを渉猟するのだけれど、調べた限り、そこそこの価格帯でもApt-X対応がない。そして、多くは「両耳部分の電源ボタンを押して、左右をペアリングし、そしてそれからスマホなどとペアリングする」という手間が必要になる。下記のものは、ケースから出せば自動的に電源オン、ペアリングまでしてくれる数少ない一例で、これでしばらくしのぐしかない、と思っていた。


MEES Audio M1 完全ワイヤレスイヤホン 自動ペアリング 高音質AAC対応 充電ケース付 自動ON/OFF 自動接続 片耳 両耳とも対応 Siri対応 左右分離型 Bluetooth4.2 イヤホン iPhone8,X, 対応 (ホワイト)

注文の直前、ふと思いついてメールをチェックすると、Indiegogoから。そこにあったのが、PaMu。

あまり期待もせずに見てみると、やはりApt-Xには対応していなかったが、

  • 直径10ミリのダイヤフラム採用>低音再生に有利
  • 耳から落ちづらいデザイン>Never fall outはちょっと言い過ぎだろうが
  • 防水性能がIP5以上で、シャワー程度なら問題なし>汗かきにはうれしい
  • Auto Connectが自動パワーオンまで意味するのかは不明なものの、両耳部分のペアリング操作がないのは良
  • 充電・収納用ケースがおざなりな作りではない(下図)

    Pamu Charger
    Pamuのチャージャー。上ぶたが回転しながら開く

しかも、

  • Super Early Birdがいつまでも続いていて29ドル(プラス送料9ドル)。私の出資後にいったん500人まで届いたが、再びSuper Early Birdとして出資募集中
  • 4月初め(もうそうなんだが)に出荷予定>出資してから到着まで半年も待たなくていい

と、私が求めていた条件にかなの程度ハマった。そして気づいたら3度目の出資。

1回目:GPD Pocket

2回目:LET Glass

ちなみに、ライバルとの比較はこんな感じ。

ま、「うどん」に159ドル出すぐらいなら、こんな遊びもおもしろいのではないでしょうか。

本日現在、SuperEarlyBirdが続いているPaMuは、こちらからどうぞ。

PaMu (on Indiegogo)

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