街中でも見かけることが増えたワイヤレス・ヘッドフォン。その中でも、両耳部分をつなぐケーブルすらないBluetoothヘッドフォンを「True Wireless」と呼ぶこともある。
AppleのAirPodsが普及に先鞭を付けたと思われるが、しかしなにぶん、Appleのヤツは値段が高すぎるし、耳元からにょろりと伸びるあの「うどん」部分、どうにもこうにも間抜けに見えて、その高すぎる金額を払う気になれない。
現在、私が持っているのは、きしめんケーブルで両耳部分がつながっているものと、完全なヘッドフォンスタイルのもの。「きしめん」はApt-Xにも対応しているが、接続性が時折おかしくなる。つい今朝もそうだった。そしてしばらくしてなぜか自然に直る。ヘッドフォンは冬は耳当て代わりに防寒としてもいいが、暖かくなってくるとうざったい。
そろそろ「True」を、と思ってAmazonを渉猟するのだけれど、調べた限り、そこそこの価格帯でもApt-X対応がない。そして、多くは「両耳部分の電源ボタンを押して、左右をペアリングし、そしてそれからスマホなどとペアリングする」という手間が必要になる。下記のものは、ケースから出せば自動的に電源オン、ペアリングまでしてくれる数少ない一例で、これでしばらくしのぐしかない、と思っていた。
注文の直前、ふと思いついてメールをチェックすると、Indiegogoから。そこにあったのが、PaMu。
あまり期待もせずに見てみると、やはりApt-Xには対応していなかったが、
- 直径10ミリのダイヤフラム採用>低音再生に有利
- 耳から落ちづらいデザイン>Never fall outはちょっと言い過ぎだろうが
- 防水性能がIP5以上で、シャワー程度なら問題なし>汗かきにはうれしい
- Auto Connectが自動パワーオンまで意味するのかは不明なものの、両耳部分のペアリング操作がないのは良
- 充電・収納用ケースがおざなりな作りではない(下図)
しかも、
- Super Early Birdがいつまでも続いていて29ドル(プラス送料9ドル)。私の出資後にいったん500人まで届いたが、再びSuper Early Birdとして出資募集中
- 4月初め(もうそうなんだが)に出荷予定>出資してから到着まで半年も待たなくていい
と、私が求めていた条件にかなの程度ハマった。そして気づいたら3度目の出資。
1回目:GPD Pocket
2回目:LET Glass
ちなみに、ライバルとの比較はこんな感じ。
ま、「うどん」に159ドル出すぐらいなら、こんな遊びもおもしろいのではないでしょうか。
本日現在、SuperEarlyBirdが続いているPaMuは、こちらからどうぞ。
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