OneMix2をGPD Pocket2と比べてみる

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GPD Pocket2に対して、ググっとくる訴求点を感じず見送った私。現状のGPD Pocket(1)でもそれほど不満がないというのも大きい。とはいえ、UMPC界隈は何となく気になっている中、5月に記事にしたOne Netbook社のOne Mixが、次のバージョンを予告している。

書いてある内容がわからないので、Googleさんに聞いてみようにも、画像内の文字でコピペができない。そこで、Huawei Mate10Proに入っているアプリ「Translator」で画像を撮影し翻訳すると、

近日発売予定のOneMix2

招待状

100ユーザーの最初のベータ版のグローバルコレクション

登録監査グループ:684659422

と出た。Huaweiは中華メーカーだから、グーグル以上に翻訳精度が高いはず。それでも3行目はやや意味が取りづらいが、意訳すれば、世界中からベータ版のテスター100人を集めるといったことだろうか。

ついでに中華サイトには、スペック表も出回っている。

これを、Pocket2と比較してみると、こうなる。

色を付けた部分が、比較して優位にある部分。これを見ると、CPUや画面などはまったく同じで、違うのはメモリとROM、入出力、それにOneMixの特徴でもある360度回転や感圧ディスプレイ、そして2で新たに搭載されるという指紋認証となる。

一方で、Wi-FiやBluetooth周りは情報がない。大きさはざっくり言ってほぼ同じ。

YouTubeには、分割スペースバーの右側に指紋認証デバイスと思われるものがついた動画もすでに上がっている。

映像に映るスペックを拡大してみると、どうやらRAMが8GBのバージョンの様子。そのほかは、OneMix(1)との違いが分からない。5月に書いたポストに掲げた画像や公式サイトと比べてみると、キーボード上で、

  1. Delキーの位置がBackspaceと入れ替わっている。2はDelが上。
  2. 左下のCtrlとFnが入れ替わっている。2はCtrlが外側

という違いがある程度。この2点とも、好ましい変更なので大歓迎だ。

あとの懸念は価格か。Pocketの399ドル(Indiegogo)に対し、クラウドファンディングを使わなかったOneMixは459.99ドルから。CPUをアップグレードしたPocket2は8GBバージョンで639ドル(Indiegogo)。OneMix2はCPUはP2と同じものにアップグレードされ、さらにSSDを搭載し、RAM・ROMともP2より容量が多いため、さらに価格が上がるのだろうか。

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