公表されるや否や、「なぜトラックポインタをなくした」「むしろ劣化している」「これじゃOne Mixの方がまし」などと非難囂々のGPD Pocket 2。薄さとCPUぐらいしかアップデートされていないので、好意的な意見を探す方がむしろ難しいほど。
これは海外でも同様で、最初に発表されたDiscord内では、有志の意見が集約されたキーボードレイアウトの代替案がGPD側にフィードバックされた。それに対するGPDのWade氏の回答がこれ。
いわゆるタッチバー的な機能ボタン列の右端に、光学式センサー式マウス、同じくボタン列左側にマウスの右左ボタン(丸印)を追加で配置する、というもの。それをPocket 2のキー表示に合わせて見ると、こんな感じ。
Discord内では、かつての富士通のUMPCと同じだとの意見や、使いづらい、左利きはどうするんだ、という反発がさらに起きている。
こういった意見に対し、どうやらGPD側は大きく意見を変えるつもりはないらしく、おそらくこのタッチセンサー式マウスが最終案となりそうな雰囲気だ。
この修正を施すため、出資募集の開始も少し遅れる見通し。
こうした一連の動きについて、こちらのブログが核心を指摘されている。
GPD Pocket 2・・・さよならを言う日が来たのかも(b00t’s noteb00k!)
そうですよね。変態ガジェット好きが一方的にGPDに片思いしていたのかも。その幻想が崩れるのがこのGPD Pocket 2になるのかもしれない。
その「すれ違い」を一層際立たせたのが、Discord内でのGPD公式アカウント。多くの声を聞いているのいないのか、こんな風な画像を連投で投稿していた。
いずれも機能をアピールするのではなく、薄さ、軽さをイメージさせるのみ。GPDはこんな層にGPD Pocket 2を売りたいのだろうか。
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