半年ごとに大きなアップデートがなされるWindows 10。もちろん自機のGPD PocketもWindows 10 Homeであるがゆえに、この言ってみれば面倒くさい儀式を半年ごとに行わなければならない。
最新は4月30日に配布された1803。作業中に意図せぬUpdadeが走ってしまってその時ににやっていることが中断されたり動作が重くなったりするのではたまらないので、サーバが空いていそうな本日5月1日早朝にトライ。
GPDの公式でも対応について何らお知らせがないうえ、国内でこういう時にお世話になるGPD Wikiでも報告がないばかりか、redditですら「GPD Pcoket w/ Windows 10 1803?」というスレが立っているだけで回答者がない状況。つまり、自分がやっていけば人柱になる可能性が高い状況。
まあでもやってみるべさ。人柱といっても、富士通のサイトに、「1803を適用後、10日間は元に戻せる」といった情報があった。最悪、元に戻せばいいや始めてみる。
アップデート前がこちら。
半年前のFall Creators Updadeがさくっと終わってしまったため、充電環境のない状況にもかかわらず、ほぼフル充電だから大丈夫と始めたところ、約3時間かかり、バッテリー残量も3割台まで来てハラハラ。こんなことにならぬよう、やはりACアダプターをみなさんはお使い下さい。
アップデート中のタスクマネジャーはこんな感じ。前半はCPUがほぼ100%張り付きでファンもブン回り、筐体も熱を持つが、後半は50%程度でファンも静かに。
手動の再起動をした後、自動の再起動が3回。最初のログインで結構時間を食ったので、失敗したかとやや心配になる。
アップデート後はこちら。
Microsoftのサイトによると、このアップデートの目玉は、
- 30日前まで遡って作業を見つけられるタイムライン(Macのタイムマシーンみたいなもの?)
- SNS通知などを遮断する「集中モード」
- Microsoft Edgeの機能アップデート
- 音声による自然な入力が可能に
となっている。しかし自分にかかわりがあるのは2ぐらいなものか。アクションセンターを開くと三日月マークがあって、クリックするたび「優先順位のみ」「アラームのみ」「OFF」と切り替わる。「優先順位のみ」という日本語の意味が不明だが、おそらく優先順位をつけたもののみ、ということか。
その答えは「設定」>「システム」の中に、「集中モード」が新設されていて、そこである程度細かく設定できるようになっている。
GPD Pocketで起こりがちなWi-Fiの不具合や、その他の挙動不審も今の所なし。
そもそも、April 2018 Updateという名称も、これまでのなんちゃらCreators Updateという名称ではないのも不思議。なんでも公開直前にバグが見つかり、4月中に公開するのも危ぶまれていたとか。4月30日公開で何とか間に合わせた形だから、今後、何らかの不具合があってもおかしくなさそう。元に戻しうる10日間で出尽くすことを祈るしかないか。