GPDは5月9日、Pocketの最新プロトタイプ(T2)をIndiegogoで公開した。
T1プロトタイプからの変更点として、
- キーボード左下にあったGPDロゴを本体ケース裏側に移動(上の写真3枚目、FnやCtrlキーの下に以前はあった)、電源状態を示すLEDを追加(上の写真1枚目、キーボード左側のパワーボタンの印字両側に、LEDが光りそうな穴がある)
- 本体の表面処理を変更(若干、梨地に近くなった印象)し、本体の細部を変更
- 入出力ポートに印字を追加(写真2枚目や、写真3枚目の左クリックボタン付近に見えるマイクのマーク)、冷却用ファンを静音型に変更
- キーボードの表面コーティングを耐UVのものに変更したほか、細部で多くの変更。DeleteキーとBackspaceキーを入れ替えた。通常のキーボードではBackspaceキーは数字キーの列にあるため(Backerから賛否の意見多くあり)
を挙げている。
1〜3は改善と思えるが、この期に及んで4の変更はいかがなものか。5月末までにT3プロトタイプを作るとのことなので、そこで再変更されるかどうか。
もう一つ、写真に表示された画面の日付が4月24日。なぜここまでアップデートの公開に時間がかかったのか。その辺は謎だ。
この件を報じたサイトの中には、「Indiegogoでの受け付けは終了している」と記述しているものがあるが、2017年5月10日朝現在、Windows10版でハブ付きのみ469ドルで受け付けされており、限定100件で63件まで埋まっている。Makuake版はいかにも価格設定がアレだからという人は、まだ間に合いそう。