意外にキーボードがまともで、意外に画面タッチすることが少ないGPD Pocketだが、せっかく正常に動く端末が手元にあるので、不意の事故には遭わせたくない。そのため、画面保護のフィルムをAmazonなどで探すと、こんなにマイナーな機種なのに、結構な選択肢がある。その中で、スマホ用でもおなじみのミヤビックスから以下の商品を選んだ。
ミヤビックス GPD Pocket用OverLay Magic
指紋が目立たない 傷修復液晶保護フィルム GPD Pocket 用 OverLay Magic OMGPDPOCKET/6
実は、3回目に来た「一瞬起動した」Pocketに一度貼り付けた。結局その後起動しなくなったので、貼ったまま返送するのも惜しく、一度はがして、現行機に再度、貼っている。
結果、粘着力も残っていて、相変わらずきちんと貼れる。一度はがして再度つけるまでに粘着面についた小さなホコリが2つ残ったが、まあそんな程度は許容範囲。怠けず、粘着面のホコリを事前にマスキングテープなどで除いておけばいいのだから。
相変わらず日本企業ならではの細やかな仕事で、貼った後も存在感がまるでない。たとえばこの画面左下コーナーの拡大図を見てほしい。
拡大すれば確かにフィルムの際が見えるが、実際にはほとんど見えないし、ヒンジの所などは芸術的にぴったり。「2回目だから」と結構適当に貼ってもこのクオリティ。気泡にもあまり神経質にならなくてもよく、数時間おけば勝手に抜けてくれるし、どうしても抜けないものだけ押し出せばいい。
このフィルムの美点
- 貼る際の気泡にそれほど気を使わなくて良い
- サイズがきっちり。足りないことも余分なところもない
- 貼ってしまえば存在感を忘れるほどなじむ
- 確かに指紋はつきづらい
- 傷修復の効果はそれほど実感できないが、安心感はある
- (オススメはできないが)2度貼りも大丈夫
一方、商品名に特に「光沢」を打ち出してはいないものの、この商品は完全な光沢仕様で、映り込みは激しい。Pocket側でパネルの角度調節ができるから緩和はできるが、しかし状況によってはかなり気になる場面もあるのは事実。ミヤビックスのPocket用ラインアップでは、他に、
といったラインアップがあり、「低反射」タイプに傷修復機能があれば、より完璧に近づいたと思う。技術的には難しいのかもしれないけれど、ミヤビックスの今後の展開に期待したい。
(本エントリの商品は、販売元からサンプルをいただいて行いました)