GPD Pocketの日本語版FAQ

GPD Pocketの発表済みスペックはこちら(IndiegogoGPDウェブサイト

English FAQ is here

 【ディスプレイ】

・JDI(ジャパンディスプレイ)製

・ディスプレイは165度開く(ほぼ水平まで)

・電磁誘導方式タッチペンには非対応(=お絵かきには向かない)。しかしタッチパネルなので指で操作可能

・H-IPS LCDでゴリラグラス3。マルチタッチ(5点か10点かは不明)、解像度1920×1200でRetinaレベル(=高精細)、縦横比は10:16、グレア(映り込み多)

・スクリーン側を閉じた時、キートップでディスプレイに傷が付くのを恐れるが、キーボード側の周辺部分はキートップより盛り上がっており、画面に傷つく可能性は低い。写真はこちら

 

【入出力】

・SDやマイクロSD用のスロットはなし。USBハブなどで対応すべし

・SIMカードスロットもなし。Wi-Fi以外の通信手段がほしければテザリングなどで対応すべし

・USB Type-C 3.0ポートはThunderbolt3ではない

・有線LANポートやフルサイズのHDMIポートはなし。ただしGPDは次モデルで検討するとも

・充電はUSB Type-Cで。そこにハブを付けた場合、ハブが充電にも対応していればそこ経由で充電可能

・HDMIやUSB Type-Cからの映像出力で最大解像度は3840 x 2160

・Type-CはDisplayPort対応

・HDMIは出力のみで入力は不可。ミニHDMIではなくマイクロHDMI

・ヘッドフォンジャックは4ピンで、マイク付きヘッドフォン対応

 

【キーボード周り】

・キーボードバックライトはなし。暗いところで必要なら、USBにつなげるLEDなど(たとえばこちら)で対応を

・キーボード配列は現時点で未確定。「;:」キーやキャップスロックキーについて多数の要望あったが2月16日発表のレイアウトから変更なし

・配列はQWERTY基本。QWERTZ(中央・東ヨーロッパ)やAZERTY(フランス)など、それ以外の配列は非対応。だが、要望が多いため、対応ソフトを配布する計画

・トラックポイントの色は青。未確定。サイトでは赤や緑が見られるが、YouTube動画で出てくる青が最有力。本体に交換用のキャップ(同色や色違いなど)は同梱されないが、レノボThinkPadと同じものなので、自前で調達可能(たとえばこちら

・トラックポイントの位置についてThinkPadと同様、GHBキーの間にとの要望も多かったが、その場所にはバッテリーがあり、無理。

・バックライトがない代わり、蛍光塗料などによるキー印字をGPDは「検討する」としている

・FとJのキーにはホームポジション用のポッチあり

・キーボードはscissors mechanism structureとのことで、いわゆるパンタグラフ式か

・提案されているキーボード配列に電源ボタンがないが、それは右上隅

・キーボードの素材はABS+PC

 

【その他ハードウェア関係】

・どこにもカメラはなし

・本体自体はねじ止めなので分解・組立は簡単。つまりバッテリーが死んだ時も交換自体は簡単だが、バッテリーの調達が難しく、実際には無理。このため、バッテリーに不具合があった場合は、本体ごとGPDに送り返し交換してもらう必要がある

・バッテリーはリチウムポリマー。IEC62133とUN 38.3に準拠

・指紋リーダーはないが、GPDは次モデルで検討するとのこと

・ストラップやセキュリティワイヤーなどのための穴はなし

・大きさは180 x 106 x 18.5 mm

・ROM(記憶用)のeMMC (5.0か5.1、Samsung かToshiba製)は基盤に直付けされており、交換は不可

・基盤に空きスロットはなし

・GPSはなし

・マイクと、モノラルスピーカー搭載

・充電器は100~240V対応。PD2.0のクイックチャージにも対応し、5V/3A または 9V/2A または12V/2Aの出力。7000mAhの内蔵バッテリーをフル充電するのは1時間半ほど

・Wi-Fiは、802.11 a/ac/b/g/nで、2×2 MIMO対応。AMPAK Technology(台湾)製

本体のどこにもLEDランプなしLEDインジケータが1つ付く予定。T2プロトタイプで公開予定

キーボード左下(パームレスト)にあったGPDロゴは、Backerたちの意見により本体裏に移動

【OSなど】

・Windows10プリインモデルにUbuntuをインストール、またはその逆を行うことが可能

・ただし、この2つをデュアル・ブート(両方の同時起動)はできない。とはいえVirtualBoxVMWareを自分で導入すれば当然できる

・システムは64ビット

・Win10というのはWindows 10 Homeであり、Proではない

 

【Indiegogoでの「支援(Backing)」や配送】

・Backingを申し込む際、電話番号が必要。住所を書き込む欄のLine2に電話番号を記入すべし。たとえば携帯番号なら、+81-90-1234-5678などとなる。+は国際的な国識別番号で、日本は81。携帯番号・固定電話番号の最初のゼロは取る。後から電話番号を入れる方法は以下の通り。

  1. Indiegogoページの右上にある自分の(ユーザ)ネームをクリック
  2. “My Contributions”を選択
  3. 「Perk」の欄にある“View Order Details”を選択
  4. 「Payment」にある“EDIT SHIPPING ADDRESS”をクリック
  5. 住所をすべて“Address”の欄に記入。電話番号は“Address Line 2 (optional)”に入れる。 
  6. 記入を終えたら“SAVE”をクリック
  7. これでPaymentの欄に修正済みの住所と電話番号が表示されているはず

・発送を追跡するために必要なPledgeナンバーの見方は以下の要領

  1. Indiegogoのサイトに行ってログイン
  2. サイト右上にある自分のアカウント名をクリック、「My Contribution」を選ぶ
  3. 一覧に「Perk」とある欄で、「View Order Details」をクリック
  4. このとき、ブラウザのURL欄に現れる最後の8けたの数字がPledge Number

・GPDから贈り物として、スクリーンプロテクトフィルム(プラスチック製でガラス製ではない)が贈られる。その他の同梱物は、電源アダプターとType-Cのケーブル1本

・コンセントはUS型(日本と同じ)。丸い棒が2本のEU型も注文可能で、それがほしい場合は先の電話番号の後ろにEU型が欲しいと記入する。UK型(棒状のものが3本)など他の形には非対応

・申し込み時に電話番号が必要な理由についてGPDは、もし番号がなければ配送業者が配送を断るためとしている

・専用ケースなどは付属しない。GPDは将来的に発売する計画があるとは述べている

・申し込み締切日(4月16日?)までであれば、「Perk」をたとえばUSBハブなしからありに切り替えることができる。最初に申し込んだPerkをキャンセル・リファンド(返金)し、新しいものを申し込むだけ

・日本への配送は佐川急便。他のほとんどの国・地域はDHL

・技適あり。その他CEやFCCも

・プリインOSがWindowsでもUbuntuでも出荷は同時

・GPD WINの時は、中国国内のクラウドファンディングでの方が出荷が優先され、先に始まっていたIndiegogoのBackerが待たされたが、今回はそのようなことはなく、IndiegogoのBackerが最優先とGPDは言明している

・1年保証つき

・実際の出荷前にGPDから住所確認のメールが届く。出荷がなされると荷物追跡番号も知らされるので、どこまで荷物が来ているか、日本なら佐川のサイトで確認可能になる

・専用レザーケースを市販予定。現在、GPDの公式アカウントをフォローし、リツイートした人のうち100人にプレゼントする企画を実施中

【ハブ】

・プラス10ドルで付属するハブは、USB 3.0(おそらくType-A)x1、SDカードスロットx1、マイクロSDカードスロットx1の3口となる見通し。本体のUSB  Type-C自体はPD2.0対応だが、ハブには充電用のType-Cはない模様。充電のほか、HDMI出力端子などを備えたハブが必要なら、

や、

がAmazonで入手可能。

(2017/3/21作成)(3/23のGPDのアップデートを反映済み)(3/30トラックポイントの色確定を反映済み)(3/31のGPDアップデート反映済み。ハブについての情報追記)(4/3 ハブのUSB3.0がType-Aであること、LEDインジケータが1つ付く予定であることを追記)(4/6 専用レザーケースについて追記)(4/10 画面の傷防止、キーボードソフトの配布計画、ヘッドフォンジャックについて追記)(4/18 電話番号の追記方法を追加)(4/28 ロゴ移動を追記)

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