2019年9月下旬、日本語版Google検索で、「猫」「犬」などと検索すると、3DかつARで動物が見られるようになり、Twitter界隈などでは大喜利化して盛り上がっていた。
このエントリは、「いや、そんなもの出てこないぞ」というあなたのために書いております。
まずは要件
この技術、2019年に発表されたGoogleのARCoreという技術を使っており、まずは端末が対応している必要がある。
その一覧は、こちら。ARCore supported devices(Google)
Android
日本国内で多く流通している端末でいうと、Google製品はNexus 5X以降Pixel 3aシリーズ。HuaweiはMate20、P20、Nova3以降など。SamsungはS7やNote8以降。SonyがXperia XZ premium以降、SharpがAquos R3のみ。
そのうえで、
- OSがAndroid7.0以降
- Google Play Storeが出荷時から入っている
- Google Play開発者サービス(AR)がインストールされている
の3点を満たしていることが必要。
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Apple
Apple製品では、iPhone 6s以降やiPad(第5世代)以降などで、iOSが11.0以降が対応している。
対応しているはずなのに出ない…
機種としても、またOSやアプリも最新版にしているのに、いくら検索しても「3D表示」が出てこない場合、以下の設定を変更する。
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上の画像の「三」(緑の円)となっている部分をクリック。そのうえで、出てきた「設定」を選ぶ。
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もしくは、
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画面最下部に出てくる「設定」を選択。
すると、下図のような一覧画面になる。
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このうち、プライベート検索結果を「使用する」に入れ、設定を保存。そして、検索してみると。
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上の画像の左下を押すと、フレンチブルドッグの3Dモデルが表示される。そのうえで、「周辺のスペースに表示する」を選ぶと、場合によってはカメラへのアクセス権を求められるので許可する。
すると、平面を検知するため、スマホを下向けにして回転させるように指示される。
平面が検知できると、実際の画面に先ほどの3Dモデルが表示される。ドラッグして向きを変えることも、100%より小さくすることも、ドラッグで位置を変えることもできるし、犬や猫なら時々鳴く。
検索で表示される一覧はこちら。
Google謹製のPixel 3 XLでなぜ表示されないのか、しばらく疑問だったが、上の検索設定変更でようやく見られました。お楽しみあれ。
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