先の記事にも書いた通り、3DジンバルカメラのSnoppa VmateがIndiegogoで出資募集を開始した。
価格は、先のCapture Pocketの2万円弱からという価格に比べると、やや高めの2万円強から。本体とケース、ストラップとケーブルが付く基本セットで、Super Early Birdがまだ可能で2万0500円。周辺機器とつなげるアダプターとSDカードがついて2万4000円ほど。出荷予定は Capture Pocket よりやや早い2020年1月を予定。
先行する2社製品と大きく違うのは、レンズ部分を90度回転させ、縦型動画にも対応した点。Capture Pocketと比べると、重さといい、寸法といい、よりOsmo Pocketに近い。
それぞれのページを行き来してスペックを確認するのも大変なので、3製品の比較表を作ってみた。
DJI | FUNSNAP | Snoppa | |
プラットフォーム | - | Kickstarter | Indiegogo |
CMOS | 1/2.3 CMOS, 12M | 1/2.3 CMOS, 12M | 1/2.3 CMOS, 12M |
連続動作時間 | 140mins (1080 30fps) | 150mins (1080 30fps) | 160mins (1080 30fps) |
バッテリー容量 | 7.7v 875mAh | 7.7v 1100mAh | 3.7V? 1700mAh |
最大画像サイズ | 4000*3000 | 4000*3000 | 4000*3000 |
寸法 | 122 x 37 x 29mm | 142 x 34 x 23mm | 122 x 38 x 32mm |
重さ | 116g | 150g | 118g |
音声コントロール | X | ✔ | X? |
外部マイク接続 | X | ✔ | ✔ |
自動トラッキング | ✔ | ✔ | ✔ |
FPVモード | ✔ | ✔ | ✔ |
ストラップホール | X | ✔ 下部にねじ穴もあり | △アダプターにあり |
ワイヤレス接続 | X | ✔ | ✔ 802.11AC対応で高速 |
映像解像度 | 4K 60fps | 4K 60fps | 4K 60fps |
可動域 | Yaw: -230~50 Pitch: -95~50 Roll: -45~45 | Yaw: -30~300 Pitch: -90~90 Roll: -45~45 | Pan: -270~90 Tilt: -98~50 Roll: -45~45 |
価格 | 約4万円(Amazon) | 17,303円~ | 20,500円~ |
発売 | 発売中 | 2020年2月 | 2020年1月 |
特徴 | 先行者 | ・Osmo Pocketの画面より1.4倍大きい1.3型液晶 ・Wifi内蔵でスマホで無線操作可能 | ・レンズを90度回転可能 ・Wifi内蔵でスマホで無線操作可能 ・H265codec ・1.22型液晶 ・スマホカメラと同時録画可能になる「Broadcaster Mode」あり |
Capture PocketとVmateとの比較で個人的に気になるのは以下の点。
- 重さは軽い方がいい=Vmate
- ストラップホールは本体にあった方がいい=Capture Pocket
- 動作時間は長い方がいいが、誤差の範囲か=引き分け
- 液晶は大きい方がいい=Capture Pocketだが、0.08インチの差。その差は分かるか?
- もちろん安い方がいい=Capture Pocket
- データ転送は早い方がいい=Vmate
カメラ部分は見事に共通なので、あとはソフト部分の出来がキモになるのだろうが、こればかりは実際にテストしてみないとわからない。
とりあえずVmateは12月20日までなら出資を撤回することもできるので、申し込んでみる。正攻法もいいが、こちらを見ると、いいことがあるかも。より安く、より早く。
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