その発想はなかった…安価なUSB扇風機の新基軸

LINEで送る
Pocket
LinkedIn にシェア

近年は節電のためと称して、オフィス冷房の設定温度が高めになっている。その中で、パソコンや各種機器に囲まれて仕事をしていると通常以上に暑い。せめて風通しが良ければいいが、なかなかそうはならない。

そこで卓上で個人的に使うUSB扇風機の出番となる。これまで歴代、1000円前後の安いものを使い倒してきたが、すべて中国製で作りも甘ければ耐久性もほとんど見込めず、おおよそワンシーズン使えば動かなくなっている。

そろそろ暑さも感じる頃、今年の分として、Amazonで以下の商品を発注。

購入時は880円だったが、ここしばらくは少し安く買えるようだ。

外装。キウイ色などフルーツ系のカラーリングなので、外箱にもフルーツの絵

色は好みではないが、選べる中で最も無難なものを選択。もっと普通に黒とか白とかあればいいのだけれど。

同梱物

開封するとこんな様子。グレーのものはこの扇風機を置く台がわり。扇風機が円形で台座はついておらず、この台に置いて使う。

操作方法などあるはずもなく、USB端子に差し込んで扇風機後ろのオンオフスイッチを押すだけ。

では風量はどうやって変えるのか。

新機軸

少し見えづらいが、扇風機前面の中央にこのようなマークが4つ、付いている。それぞれのマークが上になるように台に置くと、風量小、中、大、そして自然風(双葉のようなマーク。かつての1/fのような強弱取り混ぜた風)となる。つまり、重力センサー的なものが仕込んであって、扇風機本体を回すことで風量を変えられるようになっている。

これまでの安物USB扇風機では必ずスイッチだったので、まったく新しい発想と言える。それがために、通常のような台座がつかず、簡易的な台に置く形となっているのだ。

7枚羽で静音をうたっているだけあり、真ん中の「中」でも、オフィス内で使う分には十分静か。「大」はさすがに音も大きくなるが、これまでのところ「大」で使うことがないのでほぼ無関係。

これであとは耐久性。これまではほぼモーター部か電源部の故障だったから、風量切り替えがこの方式になったからといって安心はできないのだけれど、こころなしかモーターの回転もスムーズな気がしていて、長持ちすることを期待している。

LINEで送る
Pocket
LinkedIn にシェア

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です