Marshmallowにアップデート以来、細かな不具合に悩まされているXperia Z5 Premium。4月19日にドコモから、マイナーアップデートの案内があった。ビルド番号が「32.1.F.0.43」から「32.1.F.1.38」になる。案内には、6.0化で使えなくなっていたスタミナモードが復活すること、特定の環境下でスモールアプリが使えない問題が解消、という2点だけだが、Bluetooth周りの不具合が解消していることを願って、アップデートしてみた。
先日の不具合は、Throwで設定すれば直ったと思っていたが、このアップデート以後、Bluetoothヘッドフォンを接続するたび、ペアリングからやり直さないとaptX接続が生きないらしく、音が出なかったり、本体のみから音が出たりするように悪化してしまった。
加えて、6.0化の際にはなかった(もしくは気づいていなかった)不具合が3点ある。
◆設定>バッテリー>電池使用量で、アプリアイコンがグレーアウトするものがある
上の図の「ディスプレイ」や「セルスタンバイ」など。これはMarshmallow化の時にも報告があったので、今回のマイナーアップデートにより自機に発生したかどうかは分からないが、少なくとも今回で解消していないことは明らか。
◆アプリ一覧画面上部に、検索窓が常時表記
このように、上部にアプリ検索窓が常駐するようになってしまった。ホームの設定や、検索窓右端のリスト(縦にドット3つ)を選ぶとホーム設定に同じく行くのだが、削除する項目は見当たらない。以前ならこの窓は一覧画面を下にドラッグで現れたはずが、常駐化してうざったい。この不具合報告は現状、ネット上で見当たらない。もしかして6.0化でもあったのか?いや、なかったはず。こちらの図でもないし。
◆ホームの空白部分をダブルタップで消灯が追加。しかし復帰時は指紋認証きかず
ホームの設定(ホーム空白部分を長押し)で、「ダブルタップしてスリープ」が追加された。しかし、これを選ぶと電源ボタンを押して復帰しようとした際、指紋認証でロック解除できない。コード4桁を打ちこむ必要がある。便利だと思っていったんは設定したが、これではせっかくの指紋認証が役立たず。つまり設定追加の意味もない。
なんだかな~。Bluetoothがらみが悪化したうえに使いづらくなるとは。