<最下段にアップデートあり>
7月中にもIndiegogoでクラウドファンディングを行うGPD Pocket 2について、GPDがスペックや外観の最終版を公表した。
概要・外観・Pocketとの比較(こちらのGPD公式サイトから)
<CPU>Atom Z8750 -> Core m3 7y30 KabyLake
<GPU>Intel HD Graphics405 -> 615
スペック的にはそれぞれ順当なアップデートで、Pocket初代に比べだいたい2倍程度にはなっている。
外観・入出力端子などの詳細(別のGPD公式サイトから)
半角/全角キーの搭載など、これまでGPD側が小出しにしてきた情報とほぼ同じだが、このキーの位置が少し違った。
上段左端という情報が出ていたが、上段左からは「Esc」「Tab」と来て、3番目に落ち着いたようだ。「Caps」はAキー左から、半/全キーの右へ。その分、Aキーが他のキーより大きくなった。
そのさらに上、時計の「9時」と「3時」に見えるのがマウスボタンのそれぞれ左右。「Del」の上にあるのが光学マウス。マイクは、Pocketはスペースキー左下だが、Pocket2は「Del」「Backspace」の間に、など、Pocketからの変更点もけっこう多い。
ここまでさんざん見てきたせいもあるのだろうが、マウス関連などがある最上部の「タッチバー的なエリア」は、なんだかこなれて見えてきた。トラックポインタがないことから拒否感が先に立っていたが、こうして最終案を見てみると、これはこれでアリのような気もしてきた。マウス必須にはなるが。
冷静になってみれば、数字キーが大きくなった、左下のCtrlとFnの位置がPocketと逆になり、より使うCtrlが外側に来て使いやすそう、右側AltやCtrlを捨てたため極小ボタンが減っている(しかし「/?」はなぜそんなところなんだということはあるが)、などなど、Pocketからの改善点も多い。
これらの画像は、コンピュータによるレンダリング画像ではなく、ほとんどがプロトタイプの実画像という。
残るは価格のみ。ちなみにPocketは399ドルだった。CPUやSSDが同じ構成のWIN2が599ドルだった。Pocket2はRAM4GB版の下位版があるので、8GBで599ドル、4GBが549ドルとか、それぐらいだろうか。
今月はあと3週間。Indiegogoでの出資募集開始をあとは待つのみ。
<2018/7/9 13:35update>
Indiegogoのキャンペーンページのプレビューが見られるようになっている。Perksが選べないことから、出資はまだできない&価格が不明だが、下記GPDのツイートで、4GB版が569ドル、8GB版が639ドルと明らかにされている。
Starting!!! Pocket 2 Crowdfunding!!!
4GB+128GB $569
8GB+128GB $639
Top 1000,custom pouch free presented!!!check details about Pocket 2, we also will post details later.https://t.co/MySxuKdUjv pic.twitter.com/A4dg3Opq8E
— GPD Game Consoles (@softwincn) 2018年7月10日