Dusitが日本進出、京都に2020年ホテル開業へ

バンコクの中心部、ルンピニ公園の南にあるDusit Thaniが、日本の企業と合弁会社を設立、日本に初進出するという。1か所目は京都で、2020年開業を計画している。

デュシタニが日本進出、20年の開業目指す(NNA、2017/3/30)

日本側企業がビジネスホテルチェーンというから、DusitのセカンドブランドD2かと思ったが、そうではなく

宿泊料金は1泊5万円前後になる見通し

とのことだから、高級の方だ。Dusitは現在、タイのほか中国、エジプト、ケニア、モルディブ、フィリピン、UAE、米国でチェーン展開している。それぞれ、現地の人を狙っているというよりは、外国からそこに来る富裕層を狙っているようだ。京都もきっとそういう位置づけになるのだろう。

ここからは蛇足。このDusit、こちらによると「評議会」の議長にPrem枢密院議長をいただいている。そういうホテルだから、2010年バンコク騒乱の舞台がDusit Thani Bangkokに近かったこともあり、様々な噂も飛び交った。2006年クーデターの時もそうだった。そんなことが頭の片隅にあると、Dusit Kyotoを見る目も少し違ってくるというものだ。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です